しもいちだんかつよう【下一段活用】

動詞(どうし）の活用形の1つ。「答える」「受ける」などの活用のように，語尾(ごび）が五十音図のエ段(だん）の1段(だん）に活用する。

用例

「答えない・答えます・答える・答えるとき・答えれ（ば）・答えよ（ろ）」。このほか「得(え）る」「蹴(け）る」「寝(ね）る」など。◇文語では「蹴(け）る」の1語だけが下一段(しもいちだん）活用の動詞(どうし）。◇5段(だん）中央の「ウ段(だん）」からみて，ア段(だん）とイ段(だん）を上(かみ），エ段(だん）とオ段(だん）を下(しも）というところから，下一段(しもいちだん）とよばれる。