しゃかいけいやくせつ【社会契約説】 市民革命(しみんかくめい)期にあらわれた政治(せいじ)思想。人民(じんみん)がたがいに契約(けいやく)をむすぶことによって社会や国家が成立(せいりつ)するという考え。17世紀(せいき)にイギリスのホッブス・ロックがこの考えをのべ,フランスのルソーは『社会契約論(けいやくろん)』を書き,ロックにつづいて人民主権(じんみんしゅけん)を強調した。