しゃかいふくし【社会福祉】 社会を構成(こうせい)している全住民(じゅうみん)の生活の向上と幸福をねがって行う事業。正常(せいじょう)な社会生活ができなくなりそうな者があれば,これをふせぎ,また社会生活への復帰(ふっき)を可能(かのう)にするため,いろいろの援助(えんじょ)をするもので,身体障害(しょうがい)者のリハビリテーションや結核(けっかく)患者(かんじゃ)のアフターケアなどもその一環(いっかん)である。コーチ 社会福祉(ふくし)事業法(ほう)(1951年)が制定(せいてい)され,従来(じゅうらい)のこまっている人を救済(きゅうさい)するという考え方から,住民(じゅうみん)の福祉増進(ふくしぞうしん)をはかり,みんながいっしょに幸せになろうという立場にかわってきている。