しゃかさんぞん【釈迦三尊】 仏像配置(ぶつぞうはいち)の1形式である三尊仏(さんぞんぶつ)の一種(いっしゅ)。釈迦如来(しゃかにょらい)を中心に,左に薬王菩薩(やくおうぼさつ),右に薬上菩薩(やくじょうぼさつ),または左に文殊菩薩(もんじゅぼさつ),右に普賢菩薩(ふげんぼさつ)を配する。コーチ 法隆寺(ほうりゅうじ)金堂(こんどう)の本尊(ほんぞん)である釈迦三尊像(しゃかさんぞんぞう)は,鞍作鳥(くらつくりのとり)(止利仏師(とりぶっし))が623年につくったものといわれ,左右対称(たいしょう)の厳格(げんかく)な構成(こうせい)など,飛鳥彫刻(あすかちょうこく)の特徴(とくちょう)を示(しめ)す代表作であり国宝(こくほう)。