ジャガタラ文 江戸(えど)時代,幕府(ばくふ)の鎖国(さこく)政策(せいさく)により,帰国の途(みち)をとざされた日系住民(にっけいじゅうみん)が,故国(ここく)によせた書簡(しょかん)の総称(そうしょう)。インドネシアのジャカルタ(当時の日本でジャガタラとよんだ)などには,海外に追放または出向いていた日本人たちがおり,鎖国(さこく)によって日本に帰れなくなってしまった。ジャガタラお春の文がとくに有名。