しゃしゃく【車借】 中世(ちゅうせい)と近世(きんせい)の運送業者(うんそうぎょうしゃ)。「くるまがし」,「車力(しゃりき)」とも。牛(うし)に荷車(にぐるま)を引(ひ)かせて物資(ぶっし)を運(はこ)んだ。馬借(ばしゃく)の補助的(ほじょてき)な役割(やくわり)をもち,京都周辺(きょうとしゅうへん)の短(みじか)い区間(くかん)で活動(かつどう)した。