しゃめん【斜面】 水平面に対してかたむいた面をいう。物体を地面から鉛直(えんちょく)にある高さまでもち上げるのに必要(ひつよう)な力と,摩擦(まさつ)のない斜面(しゃめん)をすべらせて同じ高さまで上げるのに必要(ひつよう)な力とをくらべると,斜面(しゃめん)の方が小さい。斜面(しゃめん)がゆるやかであるほどその効果(こうか)は大きい。その効果(こうか)は,物の運ぱんやくさび,ねじなどの作用にも応用(おうよう)されている。コーチ 斜面(しゃめん)では,力が小さくてすむ分,移動距離(いどうきょり)が長くなるので,全体の仕事の量(りょう)は同じである。