しゅうしんこようせい【終身雇用制】 労働(ろうどう)者が一度企業(きぎょう)に採用(さいよう)されると,定年まで同じ企業(きぎょう)に雇用(こよう)される制度(せいど)。わが国の雇用制度(こようせいど)の特色(とくしょく)を表した語。わが国の官庁(かんちょう)や大企業(きぎょう)では,新規採用(しんきさいよう)を新規学卒(しんきがくそつ)者を中心に行い,賃金(ちんぎん)・退職(たいしょく)金などは勤続(きんぞく)年数に応(おう)じてふえるので,定年まで勤務(きんむ)する人が多いが,近年その動きに変化(へんか)が見えてきている。