しゅうだんのうじょう【集団農場】 社会主義(しゅぎ)国の個人農民(こじんのうみん)が自発的(じはつてき)に結成(けっせい)した農業生産協同(せいさんきょうどう)組合。国営(こくえい)農場とならぶ社会主義的(しゅぎてき)農業経営形態(けいえいけいたい)の1つで,旧(きゅう)ソ連(れん)のコルホーズ,中国のかつての人民(じんみん)公社が有名。集団(しゅうだん)農場の性格(せいかく)は国によっていくらかちがうが,基本的(きほんてき)には,土地などの主要(しゅよう)な生産手段(せいさんしゅだん)は農場員が共有(きょうゆう)し,共同労働(きょうどうろうどう)が行われる。生産(せいさん)物は一定の価格(かかく)で国家が買い上げる。