じゅうふくじゅせい【重複受精】 被子(ひし)植物に特徴的(とくちょうてき)な特別(とくべつ)の受精(じゅせい)形式。受粉(じゅふん)後,花粉(かふん)から生じた2個(こ)の精核(せいかく)が胚(はい)のうに達(たっ)して,1個(こ)は卵細胞(らんさいぼう)と,他の1個(こ)は極核(きょくかく)と同時に受精(じゅせい)する現象(げんしょう)をいう。「ちょうふくじゅせい」とも読む。コーチ 受精(じゅせい)した卵細胞(らんさいぼう)は種子(しゅし)の胚(はい)となり,極核(きょくかく)は3倍体の胚乳(はいにゅう)組織(そしき)をつくる。