しゅうもんかい【宗門改】 江戸(えど)時代,キリスト教徒(と)を発見するために行われた信仰調査(しんこうちょうさ)。島原(しまばら)・天草一揆(あまくさいっき)(1637〜38年)の後,幕府(ばくふ)はキリスト教禁止(きんし)を強化し,宗門改役(しゅうもんあらためやく)を設置(せっち)。人々は,かならずどこかの寺の檀家(だんか)となり,寺がキリスト教徒(と)ではないことを証明(しょうめい)する寺請制度(てらうけせいど)をとった。コーチ 人々の信仰(しんこう)する宗派(しゅうは)が記された宗門人別帳(しゅうもんにんべつちょう)(宗旨人別帳(しゅうしにんべつちょう))は,戸籍(こせき)台帳の役割(やくわり)もはたした。