しゅこうぎょう【手工業】 機械(きかい)を使わず,簡単(かんたん)な道具と手で物をつくる工業。産業革命(さんぎょうかくめい)によって機械制(きかいせい)工業が始まるまでは,工業はすべて手工業であった。はじめはごく小規模(きぼ)なものであったが,その後,手工業を1か所に集めて行う家内工業が始まり,ついで,もっと大規模(きぼ)な工場制(せい)手工業(マニュファクチュア)に発展(はってん)した。いまでも伝統的(でんとうてき)な産業(さんぎょう)などで,手工業の形が見られる。