しゅしがく【朱子学】 中国,宋(そう)代に朱熹(しゅき)(朱子(しゅし)。1130〜1200)がまとめた儒学(じゅがく)の考え。古典(こてん)の解釈(かいしゃく)を中心にした研究からはなれて,宇宙(うちゅう)から人間にいたるまでを統一(とういつ)して理解(りかい)する理論体系(りろんたいけい)を樹立(じゅりつ)。上下の秩序(ちつじょ)を重視(じゅうし)し,封建制度(ほうけんせいど)をささえたから,中国・朝鮮(ちょうせん)・日本で国家の保護(ほご)をうけた。コーチ 江戸幕府(えどばくふ)の寛政異学(かんせいいがく)の禁(きん)は,幕府(ばくふ)の学校内では朱子学(しゅしがく)だけを公認(こうにん)したもの。