しゅつが【出芽】 体の一部から小突起(しょうとっき)を生じ,それが発育して新個体(こたい)となる繁殖方法(はんしょくほうほう)。無性生殖(むせいせいしょく)の一種(いっしゅ)で,コウボなどの単細胞(たんさいぼう)生物,刺胞(しほう)動物(腔腸(こうちょう)動物)・海綿(かいめん)動物など下等な多細胞(さいぼう)動物などに見られる。◇サンゴ類(るい)などは出芽(しゅつが)した個体(こたい)が母体からはなれないで群体(ぐんたい)をつくる。植物のむかごも出芽(しゅつが)の例(れい)。