しゅとう【種痘】 痘(とう)そうに対する予防接種(よぼうせっしゅ)。ワクチンは1796年イギリスの医師(いし)ジェンナー(エドワード=)によってはじめて研究され,発展(はってん)してきたもので,現在(げんざい)までいろいろと改良(かいりょう)されてきた。痘苗(とうびょう)は牛痘(ぎゅうとう)の生きたウイルスにグリセリンなどをくわえてつくる。◇1980年の痘(とう)そうの根絶宣言(こんぜつせんげん)により,種痘(しゅとう)は必要(ひつよう)が生じた場合にだけ行うことになっている。