じゅひ【樹皮】 樹木(じゅもく)のコルク形成層(けいせいそう)より外側(がわ)の組織(そしき)で,古くなった幹(みき)からはがれ落ちる皮。マツ・カキなどのようにうろこ状(じょう)になるもの,スギ・イヌシデなどのように縦(たて)に帯状(おびじょう)にさけるもの,シラカンバ・サクラのように横のしまが入るものなどがあり,やがてははがれ落ちる。生活力はもたない。通気組織(そしき)として皮目(ひもく)がある。◇形成層(けいせいそう)より外側(がわ),つまり師部(しぶ)をふくめて樹皮(じゅひ)ということもある。