じゅひょう【樹氷】 樹木(じゅもく)や地物などに付着(ふちゃく)した羽毛状(うもうじょう)やひれ状(じょう)をした白い不透明(ふとうめい)な氷。過冷却(かれいきゃく)した水滴(すいてき)(0℃以下(いか)でもこおらない水滴(すいてき))が風に流されて樹木(じゅもく)や地物に付着(ふちゃく)したもので,霧氷(むひょう)とよばれる着氷現象(げんしょう)の一種(いっしゅ)である。気温が-5℃以下(いか)のときにおこりやすく,風上側(がわ)に向かって成長(せいちょう)する。◇蔵王山(ざおうざん)や八甲田(はっこうだ)山の樹氷(じゅひょう)は有名。