シュメールじん【シュメール人】 紀元(きげん)前4000年ころからチグリス川・ユーフラテス川下流地域(ちいき)に住み,世界最古(さいこ)の文明をきずいた人々。治水(ちすい)・かんがい技術(ぎじゅつ)を発達(はったつ)させ,前3000年ころにウルなど多くの都市国家をつくり,神殿(しんでん)をたて,絵文字からくさび形文字を発明し,メソポタミア文明の基礎(きそ)をきずいた。前2500年ころアッカド人に征服(せいふく)され,その後復興(ふっこう)したが,前2000年ころほろんだ。