じゅんへいげん【準平原】 地表が長期にわたる侵食(しんしょく)作用を受けて起伏(きふく)が小さくなり,海面の高さ付近(ふきん)まで低下(ていか)した地形。終地形ともいう。河川(かせん)のたい積(せき)で生じた地形でなく,侵食(しんしょく)地形であるという意味で準(じゅん)平原とよばれる。大陸(たいりく)にあるたて状(じょう)地の大部分は準(じゅん)平原である。日本のような造山帯(ぞうざんたい)に属(ぞく)する所では,小規模(きぼ)な隆起(りゅうき)した準(じゅん)平原しか見られない。