じょうきタービン【蒸気タービン】 高温蒸気(じょうき)のもつ熱(ねつ)エネルギーを,直接(ちょくせつ)タービン翼(よく)に作用させて動力を発生する原動機(き)。発電用・大型(おおがた)船用など,大出力用として広く用いられている。回転羽根における蒸気(じょうき)の作動方法(ほうほう)によって,衝動(しょうどう)タービンと反動タービンとがある。前者が蒸気(じょうき)のエネルギーをノズルを通じて作用させるだけであるのに対し,後者は回転羽根中でも蒸気(じょうき)を膨張(ぼうちょう)させつづける効率的(こうりつてき)な方式である。