しょうげきは【衝撃波】 爆発(ばくはつ)などで生じた強い圧力(あつりょく)変化(へんか)が,音速以上(いじょう)の速さでつたわる現象(げんしょう)。音よりも速い気体などの流れの中で爆発(ばくはつ)・突入(とつにゅう)・振動(しんどう)などの強い圧力変化(あつりょくへんか)がおこると,一般(いっぱん)にその振動源(しんどうげん)を頂点(ちょうてん)とする円すい面にそって,圧力(あつりょく)・密度(みつど)・温度などの不連続(ふれんぞく)面があらわれる。この不連続(ふれんぞく)面は,前面の気体に対し音速より速い進行速度をもつようになる。これが衝撃(しょうげき)波である。◇音速に近い速度で飛(と)ぶジェット機(き)の翼(つばさ)の表面や,とがった弾丸(だんがん)の頭部などにあらわれる。