しょうこうねつ【猩紅熱】 細菌(さいきん)の溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)(溶連菌(ようれんきん))による感染症(かんせんしょう)。全身に赤い発しんができる。秋から冬にかけて5〜12歳(さい)の小児(しょうに)に多い。約(やく)3日の潜伏(せんぷく)期をへて,いん頭の痛(いた)みと発熱(はつねつ)・寒け・頭痛(ずつう)・はきけがおこる。脈(みゃく)が速くなり,高熱(こうねつ)(40℃くらいまで)がでる。最初(さいしょ)に胸部(きょうぶ)や首すじに針頭(しんとう)大で鮮紅(せんこう)色の発しんがでるが,次いで全身にあらわれる。紅(べに)色は2〜3日つづく。