じょうだい【城代】 江戸(えど)時代,幕府(ばくふ)・藩(はん)の職名(しょくめい)。もともと城主(じょうしゅ)に代わって城(しろ)をまもるという意味で,江戸幕府(えどばくふ)では二条城(にじょうじょう)代(だい)・大阪城代(おおさかじょうだい)・駿府(すんぷ)城代(じょうだい)・伏見城(ふしみじょう)代(だい)など,徳川(とくがわ)家の城(しろ)を守衛(しゅえい)し,その直轄(ちょっかつ)地の政務(せいむ)をとる者をいう。◇諸藩(しょはん)では大名が参勤交代(さんきんこうたい)で江戸(えど)にいる間,城代家老(じょうだいかろう)が城(しろ)をあずかった。城代(じょうだい)家老(かろう)を略(りゃく)して,城代(じょうだい)とよんだ。