しょうなごん【少納言】 律令官制(りつりょうかんせい)で太政官(だいじょうかん)に属(ぞく)し,天皇(てんのう)と国政(こくせい)をむすぶ秘書官的役割(ひしょかんてきやくわり)をはたした職(しょく)。定員3人で,かならず侍従(じじゅう)を兼任(けんにん)した。◇平安時代初期(しょき)に蔵人(くろうど)が設置(せっち)されると,実質的(じっしつてき)な役割(やくわり)をうしなった。