しょうのう【樟脳】 クスノキから得(え)られる無色透明(むしょくとうめい)な結晶(けっしょう)。昇華性(しょうかせい)(固体(こたい)から液体(えきたい)をへずに気体になったり,気体から直接固体(ちょくせつこたい)になること)があり,水にはとけにくい。セルロイドの原料(げんりょう),呼吸器官(こきゅうきかん)・血管(けっかん)・心臓(しんぞう)などの興奮剤(こうふんざい)として注射(ちゅうしゃ)に使われる。カンフルともいう。