じょうはつねつ【蒸発熱】 液体(えきたい)が蒸発(じょうはつ)(気化)するために使われる熱量(ねつりょう)。気化熱(ねつ)ともいう。ふつう蒸発熱(じょうはつねつ)は,1gの液体(えきたい)を沸点(ふってん)で全部蒸発(じょうはつ)させるのに必要(ひつよう)な熱量(ねつりょう)で表す。蒸発熱(ねつ)は蒸発する温度によって異(こと)なる。1気圧(きあつ)で100℃のときの水の蒸発(じょうはつ)熱は539cal/g(≒2264J/g)であり,20℃では586cal/g(≒2461J/g),0℃では596cal/g(≒2503J/g)である。