しょうほうたい【小胞体】 広く動植物の細胞質(さいぼうしつ)内に発達(はったつ)する膜系(まくけい)。胞状(ほうじょう)または小管状(しょうかんじょう)の形態(けいたい)をしめし,分岐(ぶんき)して網状体(もうじょうたい)となることもある。粗面小胞体(そめんしょうほうたい)と滑面小胞体(かつめんしょうほうたい)がある。粗面小胞体(そめんしょうほうたい)の表面には多数のリボソームがあり,タンパク質(しつ)の合成(ごうせい)に重要(じゅうよう)な役割(やくわり)をしている。