しょうようじゅりんぶんか【照葉樹林文化】 常緑広葉(じょうりょくこうよう)(照葉(しょうよう))樹林帯(じゅりんたい)に共通(きょうつう)して発達(はったつ)した農耕(のうこう)文化。ツバキ・シイ・カシやクスノキ属(ぞく)などの常緑広葉樹(じょうりょくこうようじゅ)林は,ヒマラヤから中国の中・南部,日本中部にいたる地域(ちいき)に分布(ぶんぷ)している。この地域(ちいき)では焼畑農法(やきはたのうほう)によるイモ類(るい),雑穀(ざっこく)類(るい)や陸稲(りくとう)の栽培(さいばい)を行う山棲(す)み的(てき)な農耕(のうこう)文化が発達(はったつ)した。コーチ 日本の縄文(じょうもん)文化も照葉樹(しょうようじゅ)林文化の1つとされる。