小惑星探査機「はやぶさ」の後継機。2014年12月にH-ⅡAロケットに搭載されて,鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。小惑星「Ryugu」(リュウグウ)を探査し,サンプルを持ち帰ることが目的。サンプルから地球誕生の謎や生命のもとになった有機物の起源を探るヒントにつながると期待されている。イオンエンジンを動力とするなど,基本構造は「はやぶさ」と同じだが,人工的にクレーターをつくる機能を備えるなど,新しい技術が導入されている。◇2018年に小惑星「Ryugu」に到着し,2020年に地球に帰還する予定。