しょぎょうむじょう【諸行無常】 原始仏教以来(ぶっきょういらい)の仏教(ぶっきょう)の中心思想の1つで,万物はつねに変転(へんてん)していて,かわらないものなどはないということ。◇『平家物語(へいけものがたり)』の巻頭(かんとう)には「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の鐘(かね)の声諸行無常(こえしょぎょうむじょう)の響(ひび)きあり……」とある。