しょく【蜀】 中国の三国(さんごく)時代の1国(221〜263)。魏(ぎ)・呉(ご)と対立した国。蜀漢(しょくかん)ともいう。後漢(ごかん)末(まつ)の混乱(こんらん)期に,前漢(ぜんかん)の景帝(けいてい)の子孫(しそん)という劉備(りゅうび)が,諸葛亮(しょかつりょう)(孔明(こうめい))の助けで,四川省(スーチョワンしょう)にたてた。都は成都(チョンツー)。諸葛亮(しょかつりょう)の死後,魏(ぎ)にほろぼされた。