しょくぎょうべつろうどうくみあい【職業別労働組合】 同じ職能(しょくのう)または職種(しょくしゅ)の熟練(じゅくれん)労働(ろうどう)者が組織(そしき)する労働(ろうどう)組合。中世ヨーロッパのギルドにつながり,労働(ろうどう)組合運動史(し)の初期(しょき)にあらわれたが,排他的(はいたてき)・保守的傾向(ほしゅてきけいこう)が強く,機械(きかい)化の発達(はったつ)で熟練労働(じゅくれんろうどう)者が力をうしなうとともに,産業別労働(さんぎょうべつろうどう)組合にかわっていった。