しょくじゅうきんせつ【職住近接】 職場(しょくば)と家庭生活をいとなむ住居(じゅうきょ)とが近接(きんせつ)していること。近代以前(きんだいいぜん)の自給自足(じきゅうじそく)の場合はこの両者は一致(いっち)していた。しかし,現代(げんだい)社会では,労働(ろうどう)の場と家庭生活の場が切りはなされている職業(しょくぎょう)が多い。大都市では,地価(ちか)が高騰(こうとう)し住宅(じゅうたく)の取得(しゅとく)が困難(こんなん)である。そのため,職住(しょくじゅう)が分離(ぶんり)し遠距離(きょり),長時間通勤(つうきん)をよぎなくされている人が多い。