しょくちゅうしょくぶつ【食虫植物】 昆虫(こんちゅう)などの小動物をとらえ,消化・吸収(きゅうしゅう)して養分(ようぶん)の一部とする植物。葉緑体によって光合成(こうごうせい)を行い,有機(ゆうき)物をつくるが,小動物の消化によっても栄養(えいよう)をおぎなっている。捕虫器官(ほちゅうきかん)は葉またはその一部が変化(へんか)したものである。捕虫(ほちゅう)の方法(ほうほう)には粘毛(ねんもう)に粘着(ねんちゃく)させる鳥もち式(モウセンゴケ・ムシトリスミレ),捕虫(ほちゅう)のうの中に引き入れる落とし穴(あな)式(サラセニア・ウツボカズラ),わなのようになっていて虫をとらえるわな式(タヌキモ・ムジナモ・ハエジゴク)の3つがある。コーチ 食虫植物は虫をとらえなくてもかれてしまうことはない。