しょくひんのほぞん【食品の保存】

微生物(びせいぶつ）による腐敗(ふはい）をおさえ，食品を長く保存(ほぞん）すること。

次のような方法(ほうほう）がある。

（1）冷蔵(れいぞう）・冷凍(れいとう）…温度を低(ひく）くたもって，微生物(びせいぶつ）の繁殖(はんしょく）をおさえる方法(ほうほう）。

（2）乾燥(かんそう）…細菌(さいきん）の生活には約(やく）50％以上(いじょう）の水分が必要(ひつよう）なので，乾燥(かんそう）させて繁殖(はんしょく）をおさえる方法(ほうほう）。

（3）かんづめ・びんづめ…殺菌(さっきん）した食品を密封(みっぷう）した容器(ようき）の中に入れて，外気をたつ方法(ほうほう）。

（4）塩漬(しおづ）けなど…塩(しお）・砂糖(さとう）・アルコールなどのこい溶液(ようえき）の中では細菌(さいきん）が生きていけないことを利用(りよう）する方法(ほうほう）。

（5）くん煙(えん）…煙(けむり）の中にふくまれる成分(せいぶん）による殺菌(さっきん）作用と乾燥(かんそう）によって，保存性(ほぞんせい）を高める方法(ほうほう）。

（6）防腐剤(ぼうふざい）…殺菌(さっきん）作用のある化学物質(ぶっしつ）を用いる方法(ほうほう）。