じょしん【女真】 中国東北区で,半農半猟(はんりょう)の生活をしていたツングース系(けい)の民族(みんぞく)。女直(じょちょく)ともいう。遼(りょう)の支配(しはい)をうけていたが,1115年に阿骨打(アクダ)が部族をまとめて金(きん)を建国(けんこく)。1616年には,ヌルハチが金をつぐ後金(こうきん)国をたて,のちに国名を清(しん),自分たちの名を満州(まんしゅう)人とあらためた。