ショーロホフ(ミハイル=) (1905〜1984)旧(きゅう)ソ連(れん)の小説(しょうせつ)家。南ロシアのドン地方に生まれる。第一次世界大戦(たいせん)・ロシア革命(かくめい)・国内戦(せん)(ロシア革命(かくめい)後,政府側(せいふがわ)の革命軍(かくめいぐん)と貴族(きぞく)などを中心に結成(けっせい)された反革命軍(はんかくめいぐん)の間におきた戦争(せんそう))と,激動(げきどう)の時代を生きるドン地方のコサックの運命をえがいた長編小説(ちょうへんしょうせつ)『静(しず)かなドン』で世界的(せかいてき)な大作家の列にくわわった。1965年にノーベル文学賞(しょう)を受賞(じゅしょう)。作品はほかに長編(ちょうへん)『開かれた処女地(しょじょち)』,短編(たんぺん)『人間の運命』などがある。