しらおい【白老(町)】 北海道(ほっかいどう)南西部,苫小牧(とまこまい)市西隣(どなり)の町。町の面積(めんせき)の大部分を森林がしめる。早くからアイヌの人々の居住地(きょじゅうち)として知られる。江戸末期(えどまっき)からイワシ漁(りょう)の出稼(でかせ)ぎ漁民(ぎょみん)の拠点(きょてん)となった。1856(安政(あんせい)3)年,仙台藩(せんだいはん)が陣屋(じんや)を設置(せっち)して開墾(かいこん)開始。1960(昭和35)年以降(いこう),製紙(せいし)・化学などの工場が進出し,漁業(ぎょぎょう)中心から工業中心へ移行(いこう)。倶多楽(くったら)湖・アイヌ民族(みんぞく)博物館(はくぶつかん)・虎杖浜温泉(こじょうはまおんせん)がある。人口:1.9万(2013年)。