しらかわごう【白川郷】 岐阜(ぎふ)県北西部,庄(しょう)川上流の白川(しらかわ)村などの集落。歴史(れきし)をさかのぼると,平家(へいけ)の落人(おちうど)が住みついたという伝説(でんせつ)もある。明治(めいじ)・大正時代までは交通不便(ふべん)な秘境(ひきょう)で大家族制度(せいど)がのこり,かやぶきの大きな合掌造(がっしょうづく)りの民家(みんか)1軒(けん)に30〜40人もの人が生活したという。現在(げんざい)は観光(かんこう)地として有名。合掌造(がっしょうづく)り集落は世界遺産(いさん)に登録(とうろく)されている。