シラコバト アジア・ヨーロッパ・アフリカの温帯(おんたい)や熱帯(ねったい)に飛(と)び石状(じょう)に分布(ぶんぷ)するやや小型(こがた)のハト。林が散在(さんざい)する開けた土地に生息し,日本では埼玉(さいたま)県の越谷(こしがや)市などのごくせまい地域(ちいき)にだけ留鳥(りゅうちょう)として見られ,天然記念物(てんねんきねんぶつ)に指定されている。食べ物は穀類(こくるい)や雑草(ざっそう)の種子(しゅし)などほとんど植物質(しつ)である。全長(ぜんちょう):32.5cm。◇アフリカやアラビア産(さん)の近似種(きんじしゅ)を原種(げんしゅ)とする飼鳥(かいどり)が各地(かくち)に野生化したものと思われる。(鳥類(ちょうるい) ハト目(もく) ハト科(か))