しらせのぶ【白瀬矗】 (1861〜1946)日本最初(さいしょ)の南極探検隊長(なんきょくたんけんたいちょう)。秋田(あきた)県出身。陸軍中尉(りくぐんちゅうい)。自ら南極探検隊(なんきょくたんけんたい)を組織(そしき)して南極(なんきょく)に向かい,1912(明治(めいじ)45)年1月28日に南緯(なんい)80度5分まで到達(とうたつ)した。付近(ふきん)を大和(やまと)雪原と命名,さらに極点(きょくてん)に向かって進んだが,食料不足(しょくりょうぶそく)のために引き返した。帰国後は不遇(ふぐう)だったという。