はじめて朝鮮を統一した王朝(?〜935)。「しんら」「しらぎ」ともよぶ。もと朝鮮半島南部の辰韓地域のうち,慶州付近にできた小王国で,4世紀中ごろに力をのばして国号を新羅とした。以後,北の高句麗,西の百済とあらそい(三国時代),7世紀,唐とむすんで百済・高句麗をほろぼし,のち唐の軍隊をしりぞけて,676年に朝鮮半島を統一。935年,高麗にほろぼされた。
コーチ
慶州を首都に中央
集権をしき,
仏教を国教として,すぐれた
仏教美術をのこした。
慶州にのこる
仏国寺・
石窟庵などが有名。