しろばんば 井上靖(いのうえやすし)の自伝的長編小説(じでんてきちょうへんしょうせつ)。1960〜62(昭和35〜37)年発表。両親のもとをはなれ,伊豆湯ヶ島(いずゆがしま)(静岡(しずおか)県)の自然(しぜん)の中で,悪童(あくどう)なかまと少年時代を謳歌(おうか)する少年洪作(こうさく)の物語。