じんいせんたく【人為選択】 生じた子どもの示(しめ)す変異(へんい)のうち,のぞましい形質(けいしつ)の個体(こたい)をのこして子孫(しそん)をつくらせ,他の個体(こたい)をすてること。人為淘汰(じんいとうた)ともいう。このような人為的(じんいてき)な選択操作(せんたくそうさ)をくりかえすことによって,家畜(かちく)・作物などの品種改良(ひんしゅかいりょう)ができ,有用品種(ひんしゅ)をつくりだすことができるので,育種(いくしゅ)の方法(ほうほう)として用いられる。