中国で,清朝をたおし中華民国をたてた革命(1911年)。清朝末期,外国の侵略をふせげず政治は混乱をきわめた。1911年10月,孫文の中国革命同盟会が湖北省の武昌で反乱をおこすと,16の省がつぎつぎと清朝からの独立を宣言。各省代表が南京に集まり,1912年には,孫文を臨時大総統に中華民国臨時政府を成立させた。アジア最初の共和国であった。清朝は袁世凱を討伐にむかわせたが,かれは新政権と交渉して,清帝を退位させて自分が孫文にとって代わり,専制的な政治をしたため,革命の理想はやぶれた。
年代暗記
辛亥革命…
得意いっ(1911)ときの孫文