しんかいにせん【しんかい2000】 水深2000mまで潜航(せんこう)できる日本の潜水調査(せんすいちょうさ)船。1981(昭和56)年10月に完成(かんせい)した。3人乗り(操縦(そうじゅう)者1名,観測(かんそく)者2名)で,水中を1ノットで航行(こうこう)する。長さ9.3m,幅(はば)3m,高さ2.9m,重量(じゅうりょう)23.2t。マニピュレータとよばれる腕(うで)が1本ついていて生物や岩石などをつまみとることができた。現在(げんざい)では,水深6500mまで潜航できる「しんかい6500」が活躍(かつやく)している。コーチ 相模湾(さがみわん)の調査(ちょうさ)ではシロウリガイの群集(ぐんしゅう)を,沖縄(おきなわ)トラフの調査(ちょうさ)ではブラックスモーカーを発見した。