1989(平成1)年に完成した日本の潜水調査船で,潜航能力は世界一。水深6500mまで2.5時間で潜航できる。水中速力1ノット。球形の船室は3人乗り(操縦者1名,観測者2名)。長さ9.5m,幅2.7m,高さ3.2mで,重量は25t。マニピュレーターとダラバという力強い腕をそなえている。船体はチタン合金や強化プラスチックでつくられ,軽量でも強い水圧にたえられるようになっている。日本のハイテクノロジーの結晶である。調査海域まで母船に積んで運ばれる。
コーチ
日本
海溝など,水深4000m
以上の深海の
調査に
活躍している。