しんかみごとう【新上五島(町)】 長崎(ながさき)県西部,五島(ごとう)列島中北部に位置(いち)する町。南東部の奈良尾(ならお)と長崎(ながさき)市間,北東部の有川(ありかわ)と佐世保(させぼ)市間などに船便(ふなびん)がある。主な産業(さんぎょう)は水産(すいさん)業で,沿岸漁業(えんがんぎょぎょう),タイ・ハマチ・マグロなどの養殖(ようしょく)が行われる。大部分が西海(さいかい)国立公園にふくまれる。国の重要文化財(じゅうようぶんかざい)・青砂ヶ浦天主堂(あおさがうらてんしゅどう)など,キリスト教関連(かんれん)の史跡(しせき)が残(のこ)る。◇2004(平成(へいせい)16)年8月に上五島(かみごとう)・新魚目(しんうおのめ)・有川(ありかわ)・奈良尾(ならお)の中通(なかどおり)島の4町と若松(わかまつ)島を中心とする若松(わかまつ)町が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:2.2万(2013年)。