しんけい【神経】 身体各部(かくぶ)の機能(きのう)の統率(とうそつ),刺激(しげき)の受容(じゅよう)と伝達(でんたつ),身体活動の調節(ちょうせつ)作用,精神(せいしん)作用などをいとなむ器官(きかん)。神経細胞(しんけいさいぼう)体と,そこから出て神経線維(しんけいせんい)をつくる突起(とっき)を合わせて,ニューロンという神経系(しんけいけい)を構成(こうせい)する一単位(たんい)となる。神経(しんけい)は無数(むすう)のニューロンによって網(あみ)のように身体各部(かくぶ)にゆきわたり,神経系(しんけいけい)をかたちづくる。◇せまい意味では,神経線維(しんけいせんい)の束(たば)をいう。コーチ 脳(のう)や脊髄(せきずい)などの中枢神経(ちゅうすうしんけい)に対して,脳神経(のうしんけい)・脊髄神経(せきずいしんけい)・交感神経(しんけい)などは,末(まっ)しょう神経(しんけい)とよばれる。