しんしつ【心室】 心臓(しんぞう)の部屋の1つで,心房(しんぼう)に集まった血液(けつえき)を受け入れて,動脈(どうみゃく)に送り出す所。その壁(かべ)をつくっている筋肉(きんにく)は厚(あつ)く,自動的(じどうてき)に強く収縮(しゅうしゅく)して血液(けつえき)を動脈(どうみゃく)(大動脈(どうみゃく)・肺動脈(はいどうみゃく))へ送り出す。魚類(るい)と両生類(りょうせいるい)では1室であるが,鳥類(ちょうるい)と哺乳類(ほにゅうるい)では2室に分かれている。は虫類(るい)には2室に分ける壁(かべ)ができかかっているものがある。